トリプル村の住人がヒトラー最後の12日間を見た記事

はじめに

みなさんは、ヒトラー~最後の12日間~という映画をご存知でしょうか。

 

知らない?

 

ではこの動画は見たことがありますか?

 

 

ニコニコ動画でおなじみ、噓字幕シリーズ、総統閣下シリーズという動画でよく見る素材ですね。

 

トリプル村が沈んでしまったのでツイッターランドのタイムラインを追っていたところ

 

 

こんなものを見てしまいました。

このえだだいずさんはかつてORAS色♀ミツハニー厳選をした養蜂家で以前このような動画を投稿していました。

 

www.nicovideo.jp

 

これ思い出してふと気が付いてしまったのです。

 

「そういえばヒトラー最後の12日間見てなくね?」

 

幸いフリーが終了してしまい時間はあります。

というわけでアマプラで借りてきて見てきました。

 

そしたら滅びゆくドイツとともに生きた人々が滅びゆくトリプルフリーを最期まで一緒に生きたトリプル村の住人と重なってしまい情緒が破壊されてしまいました。

 

トリプル村の住人が私と同じ轍を踏まないためにレビュー記事をのこしておこうと思います。

 

ネタバレ含みます。まあ史実だし…多少はね?

 

あらすじ

1942年。主人公であるトラウドゥル・ユンゲ(フンプス)は、ドイツ帝国総統、アドルフ・ヒトラーに秘書として雇われる。

 

時は流れ1945年。第二次世界大戦真っ只中。ベルリンにソ連兵の砲撃が始まります。
ベルリンはすでに包囲され、秘書たち、まわりの人達はベルリンからの脱出を総統に進言しますが総統はそれを拒否。

 

んでなんやかんやあってヒトラーは自殺。

ドイツは無条件降伏し終戦

 

詳しく知りたい人は本編見てください。アマプラで100円で借りれます。

いやでも見ない方がいいかも。気をつけて。

 

感想

まず主人公への感情移入がすごい。

基本的に登場人物はヒトラーのことが好きなんだけど、それが滅びくトリプルバトルを愛している自分とめっちゃ重なる。

 

シーンの合間合間にソ連兵の砲撃のシーンがあって、もうすぐ滅びるというのを暗示させてくれるんだけど、これがフリーが沈む前に3DSがネットにつながらなくって「もう滅ぶのか…」と思っていたことを呼び起こしてくる。

 

それだけじゃない。ソ連の砲撃がある中、ダンスパーティが開催されて砲撃で一時停電。音楽も止まるんだけど「踊りたいわ!」「音楽をかけて!」と無理やり踊り始める。

 

この狂乱はインターネットサービス終了前にいろんな大会が乱立してたことを思い出させる。

 

さらにヒトラーの奥さんが主人公に最後、「着てほしい服がある」と服を渡すシーン。

 

そう、自分も渡したのだ。フリーが終了する前に。育成済みのポケモンを。参入してきたばかりでトリプルバトル始めたての初心者に。

 

また、終わりゆくドイツなのにハイルヒトラーと忠誠を誓うシーン。

これもBV鑑賞会で「こんざわ~」と挨拶を続ける我々のようなものだと思うと涙が止まらない。

 

そして遺書の手紙を書いているシーン。

ここで総統から宝石を貰った、○○も貰った…みたいなことを書いているのだが、

 

私もいろんなものを貰ったのだ。

キュアゴリラさんから6Vランドロス、ダーマルコルさんからはガメノデス、7%さんからフリージオ、こげちゃさんからは色ファイヤーやクレセリア等々貰ってしまった。

滅びゆく時に貰ったものを思い出す、これが泣かずにいられようか。

 

最後に。

割と最初の方でユンゲが「残るわ。私も一緒に」と言っているが

 

これはトリプル勢ならなぜ残るのか魂で理解しているであろう。

そう、なぜならばいま生きている者はともに最後まで残った者達なのだから。

 

見る際の注意

かなりグロ描写あります。

精神がえぐれます。

犬が死にます。

子供も死にます。